2010.12.27

１２月２４日。クリスマスイブ。私は我が子がバドミントンの全国大会に出場するため、四国の愛媛にいました。イブの夜に我が子とも切り離され、一人寂しくテレビを見てましたが、マイケルジャクソンさんが亡くなる直前映像がテレビで放映されていたのを観て、痛く感動しました！

何かと晩年はイメージが悪い印象で、偉大なアーチストでもあり、エンターティナーでもあることは十分承知していましたが、私の中では「終わった」感がありました。しかし、それは私の見識の甘さを知ることになりました。確かに世界中にファンを持つマイケルさん。その所以（ゆえん）がこの映像で十分伝わりました。ファンを惹き付ける、異次元の空間へ誘う・・・。それがリハーサルで延々と繰り返される試行錯誤で解かりました。さりげない演出も、コメントも、仕草も、計算されたものとは一味違う、観る人に喜んでもらう、感動してもらう・・・。「一緒に仕事をしたい」そんなスタッフの気持ちがわかります。

さて、そこで私も考えました。お店作りは一人ではなかなか上手くいきません。当然、スタッフの協力あってのこと。私も「一緒に仕事がしたい」と思わせる経営者になりたいと思いますが、何かといろんなことに忙殺されて、うまく行きません。でも、誰もが最初から成功しているわけではありませんので、失敗を恐れず、前を向いていきたいと思います。

マイケルさんのように、富は多く要りませんから、せめてスピリットは見習って、店作りに反映したいと思います。マイケルさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。